7月31日、中国のロケット「長征5号B」が、大気圏再突入後も、
残骸が大きな塊のまま地上に落下。
米NASAは中国に対し、スペースデブリの落下被害が出る可能性を把握する上で、
必要な「具体的な軌道情報」を共有しなかったと批判。
米宇宙軍によると、長征5号Bは米東部時間31日午後12時45分ごろ、
インド洋上空で大気圏に再突入したもよう。
これについてNASAのネルソン局長は「宇宙空間を利用する全ての国は、確立されている最善の慣行に従い、
デブリがもたらすリスクの予測にあらかじめ信頼性を与えるよう、この種の情報共有に参加しなければならない。
そうした行動こそが、責任ある宇宙空間の利用と地球上の人々の安全確保において重要だ」と訴えた。
中国が重さ22.5トンに上る長征5号Bのコアステージ(第1段)を、
無制御で地上に落下させようとしたことについて、米専門機関からも無謀な行為だとの声が出ている。
以前にも「長征5号B」が制御不能として落下させている。
恐ろしい話だ。