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新型コロナは風邪と同等?ではない。

医師が異論「軽症の人が亡くなっている」

「10代、20代でも亡くなる方を週1回は見ている」

軽く垂れ流すメディアの責任も大きい。




倉持仁医院長は2日、「Nスタ」にリモートで生出演。

新型コロナの現状と認識について語った。

東京都はこの日、新規感染者数が3万842人、報告されたと発表。

2日連続で先週の同じ曜日を下回り、わずかながら減少傾向が続いたと報道。

倉持医院長は「実際こういう数字でみると、やっと横ばいになってきたかなと一見、見えて、

病床使用率も余裕あるのかなと見えちゃう」と、数字から受け取られがちな楽観的イメージを警告。

しかし「現場ではそもそも発熱したり、症状があっても、医療機関にかかれない、

どこにも連絡が付かないとか、そういう不安の中で、恐ろしい状況の中で過ごしている人が、

日に日に、10万人以上、増えているという状況」と説明。

「こういったことは過去になかったわけですから、至急それに適する手当をするべきだと思います」と訴えた。



デルタ株と比較し、ウイルスの弱毒化を指摘や、風邪と同等との声も挙がっているが、

倉持医院長は異議を唱える。「昨今、コロナが風邪と同じような、

インフルエンザと変わりないという方がいるんですが、今の状況というのはそれを通り越していて、

中には10代でも、20代でも亡くなる方を、我々は週に1回とかは見ているんです」と、

若い命が失われている現状を説明。

「至急、早く検査がきちんとできて、治療薬が届くような仕組みを作らないと、

また次の波が来てしまうから、同じことを延々と繰り返すことになってしまいます」と述べ、

「政府としても根本的な対策に全力を挙げて取り組んでいただきたい」と訴えかけた。



埼玉医科大学岡秀昭教授/感染症専門医も警報を鳴らす。

症状が咳、鼻水、咽頭痛と風邪と区別がつかない。

ただし感染力が強く社会機能インフラを麻痺させる。

一定数が風邪やインフルエンザより重症化する。

いま、軽症化しているのはこうれだけワクチンをうち、国民が感染対策をとり、

重症化の阻止薬を必要な患者に現場では投与して結果として重症者数を抑えています。

その治療費用のコストは膨大(レムデシビル40万円)です。

これを風邪と一緒とできるかということです。似ているようでまだだいぶ違う。

一緒にはできないと思います。

また5類感染症=軽症という誤解が生まれる心配をしています。

インフルエンザなど5類という表現に恣意性を感じてしまいます。