先月30日、ミャンマーで抗議デモの撮影中に拘束された久保田徹(26)さん。
久保田さんは「扇動罪」について定めた刑法505条で訴追された。
今後、裁判にかけられる見通で、拘束の長期化が懸念される。
久保田さんは観光ビザで入国したとみられているが、入国管理に関する法律でも訴追されているという。
現地の日本大使館によると、久保田さんの健康状態に問題は無いといが、
面会を申し入れているものの許可されていない。
引き続き、早期解放に向けた交渉を続けていくとしている。
久保田さんと同日に拘束された現地人カメラマン、アイ・チョー氏(48)はその日のうちに死亡したという。
午前2時にザガイン市内にある自宅に7月30日の午前2時ごろ、軍用車両6台が駆けつけて、
兵士が家族に対して「門を開けないと射撃する」と脅して自宅内に入った。
突然の家宅捜査で連行され、10時間後には家族に死亡通知が届いた。
家族が引き取ったカメラマンの遺体には、胸と背中に打撲痕らしいアザ、
そして胸部に拘束前はなかった縫合した痕跡が残されていたことから、
尋問中に受けた暴行が死につながった可能性が高く治安当局への批判が強まっている。
このカメラマンは地元中心の報道写真家の組織に属し、これまで反軍政を掲げる民主派市民のデモなどを撮影。
おもにSNSにアップするなどで情報発信をしていた。
家族は7月31日にアイ・チョー氏を墓地に埋葬した。
‘@笹川陽平氏に頼むしかないか。