11日の外国為替市場の円相場は一時、1ドル=131円台後半まで上昇。
10日の東京市場で大方の取引を終えた夕方に比べ、3円以上円高・ドル安となった。
FRBによる急速な利上げ観測が後退し、円が買われた。
米労働省が10日発表した7月の消費者物価指数(CPI)上昇率は8・5%で、6月から低下。
FRBが利上げペースを鈍化させるとの見方が強まりった。
記録的な物価上昇を抑え込むために利上げのペースが加速するとの見方で、
発表直後に円は売られた。
円相場は、FRBの利上げ方針によって、振れ幅の大きい展開が続いている。
12日、9時現在は133円近辺。