昨年から駐中大使4人目の死亡。
中国駐在の各国大使が死亡する事件が相次いでいる。
死因はいずれも異なるが、昨年初めからすでに4人が死亡。
ミャンマーのメディアなどによると、中国駐在のミョー・タント・ペ大使は今月7日、地方出張中に死亡。
ミャンマーの中国語メディアは匿名の消息筋の話として、
「ミョー・タント・ペ大使は雲南省昆明で急性心不全により死亡した」と伝えた。
大使は雲南省政府との協力事業に参加するため6日まで公開行事に出席していた。
ミョー・タント・ペ大使はかつて日本などでも勤務し、2019年11月に中国大使として赴任。
昨年2月にはウクライナ大使が北京冬季オリンピック関連行事に出席した直後に死亡。
昨年9月にはドイツ大使が赴任から2週間で死亡。
今年4月にはフィリピン大使が、新型コロナによるホテルでの隔離中に死亡。
相次ぐ外国大使の死去について北京の外交関係者の間では、
「中国での勤務に伴うストレスもかなり強かった」との声がある中、
あまりの異例な事態に、不穏な声も上がっている。
