兵庫県尼崎市消防局の救急隊は、交通事故で搬送していた男性を、
独自の判断で現場に戻って置き去りに。
同市消防局などによると5日午後11時50分ごろ、同市内の国道2号で、
神戸市東灘区に住む大学生の男性(21)がバイクを走行中、軽乗用車と接触し転倒。
足の痛みを訴え、男性の友人が119番通報。
かけつけた尼崎市中消防署の隊員らは男性を救急車に乗せ、同市内の病院へ向かった。
発熱があり、車内で抗原検査をしたところコロナ陽性反応が出たため、病院に拒まれた。
隊員は男性のけがを目視で確認し、緊急性はないと判断して現場に戻り、男性を降ろしたという。
約1時間後、男性は首や腰にも痛みを覚え、父親(59)が現場から再び119番。
尼崎市消防局の救急車で西宮市内の病院に搬送され、足の骨折が判明。
父親は「医師の判断もなく置き去りにし、重体になっていたかもしれない」と憤る。
中消防署の担当者は「コロナ禍の非常事態で救急車の出動が増える中、
100%の対応ではなかった」と釈明。
‘@100%どころか0%だろう。
そういう認識だから、こういうことを平気でするのだ。
ケガ人を置き去りにするとは言語道断。父親の怒りが良く分かる。
そもそも、骨折しているかどうかを認識できない人間を救急隊員にしてはダメではないのか。
それに交通事故は、後から後遺症が出ることもある。