みずほ銀行が日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利が適用される。
欧米の相次ぐ利上げなどにより短期国債での資金運用が難しくなり、
手数料のかかる日銀の口座に預けておかざるを得なくなった。
日銀が16日に公表した業種別の当座預金残高によると、
7月16日~8月15日の都市銀行のマイナス金利の適用残高は9030億円。
みずほ銀によると、このうちほぼ全額が同行分という。
大手銀行でマイナス金利の適用を受けるのは、2021年12月~22年1月の三菱UFJ銀行以来。
今回、マイナス金利で生じる負担は7000万円程度とみられる。