8月25日、米沿岸警備隊は、南太平洋で違法漁業の監視に当たっていた船舶が、
ソロモン諸島政府に給油のための寄港を求めたものの返答がなく入港できなかったと明らかにした。
米沿岸警備隊の広報官がロイターに明らかにしたところによると、
太平洋諸島の漁業当局にために違法操業の取り締まりを行っていた船が、
給油のため予定していたソロモン諸島の首都ホニアラへの入港許可を得られず、
代わりにパプアニューギニア(PNG)に向かった。
米国務省はソロモン政府と連絡を取っているという。
ソロモン政府はロイターの問い合わせに現時点で応じてない。
同国は中国と安全保障協定を結んで以降、米国や同盟国との関係が希薄化している。
フィジー、PNG、ソロモン諸島、バヌアツの排他的経済水域(EEZ)で、
同じく監視活動に参加していた英海軍巡視船もソロモンに寄港できなかったとの情報がある。
英海軍はコメントを控えている。