政府は9月中旬にも、新型コロナ感染者の外出制限に関し、
無症状でマスク着用などの感染拡大防止策を徹底すれば、
食料品や生活必需品の買い出しを認める方向で調整に入った。
あるまじき行為。
保健所や自治体の対応を緩和するための策だ。
これによって、さらに感染が拡大する可能性がある。
自分は元気だから、あえてマスクをしないで外出する人も出てくるだろう。
新型コロナの「全数把握」については、届け出対象を全国一律で重症化リスクのある患者らに限定することを検討。
岸田総理は24日、都道府県の判断で対象を限定できると発表。
ただ、自治体側からは、自治体に責任を負わされても困る。「国が判断すべきだ」との批判が多く、
国の責任で全国一律の新たな仕組みの導入を急ぐことにしたようだ。
神奈川県の黒岩知事の狼狽ぶりが目に余る。
外出制限の緩和と全数把握の見直しは9月中旬の実施を目指すとしている。
また、新型コロナ患者の療養期間は現在、症状があれば、10日間、無症状は7日間となっている。
政府は、それぞれ7日間と5日間とする案を軸に検討している。
‘@本来なら全数把握しなければエビデンスは得られないし、軽症者を見落とす可能性がさらに高くなる。
ただ、事ここに至っては医療従事者や保健所の負担を軽くするために致し方ないのだろうが、
なぜか、その危機感が全然見えず、淡々と進めているように感じる。
そもそも、今既に医療崩壊しているのに、9月中旬になったらまた収まりかけているかも知れない。
後手後手の対応で、疲弊するのは新型コロナ対応の医療従事者や介護職員ら。
その他大勢は、「動く阿呆に抑阿呆 同じ阿保なら動かなそんそん」
「自粛きまじめにバカを見る。私の心も浮いてきた。浮いて踊るは県民割り」
「アヤットサー!アヤットヤット!」の掛け声の陰で、医療従事者は喘いでいる。