「キャバクラってそういうところでしょ?」と、セカンドレイプ。
ひろゆきが26日、自身のユーチューブでライブ配信。
歌舞伎・俳優の香川照之が認め謝罪に追い込まれた「性的暴行」報道について見解を示した。
香川は24日発売の「週刊新潮」で、2019年7月に銀座のクラブでホステス相手に、
性的暴行行為を働いたと報じられた。
被害を受けたホステスはその後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症。
香川の暴走を止められなかったとして、クラブのママを相手に2020年、損害賠償の請求訴訟を起こし、
昨年、訴訟は取り下げられている。
この件についてひろゆきは「多分これ社会的には良くない発言だと思うんですけど」と前置きし、
「キャバクラってそういうところでしょ? 僕はキャバクラ嫌いだし、行きたくない。
ある程度性的なもの売ってて金もらってるんでしょ? 辞めたら?」と発言。
そもそも、報道では高級クラブと言われており、キャバクラかどうか定かでない。
わたしの経験上、銀座のクラブでこんな破廉恥なことが起きるはずもなく、
銀座でも昨今流行のキャバクラではと思ったが、もちろんキャバクラだからと言って許される行為では絶対ない。
ひろゆきは大きな勘違いそしているようだ。
わたしの知る限り、銀座のクラブに個室なるものは無かった。
いわゆる、ガラス越しに仕切られたVIPルームのようなものがある店もあったが、完全個室ではない。
そこの店は芸能人やヤクザも訪れていた派手な店だった。昔の話だ。
話がそれるが、ある日その店である社長さんと飲んでいたら、
いきなり、スーツ姿の厳つい人達が壁際に立ち出した。
ホステスさんの話によると、どこかのヤクザの親分さんがこれから来るとのこと。
西城秀樹さんや北島三郎さんも見掛けたことがある。
さらにひろゆきは、香川が本当にしてはいけない行為をしていたなら、
ママが止めるか警察が呼ばれているはずだとし「そういうものを許容する空間だった。
『そうじゃないと思った』というのはただの誤解」と決めつけた。
「多分、ブラジャーを外される前にもっとその前哨戦があったと思う。
似たような接触だったり、性的な嫌がらせというのが多分あって、
でも、それをママが止めないっていうのがあった。
なので、その時点で『この店ヤベエ』やって気づくべきだと思うんです」とホステスの〝自業自得”だと、セカンドレイプ。
ママが止めてくれなかったから、ホステスさんはママを提訴した。
また、ひろゆきは27日に更新したツイッターでも、同ライブの動画を添付し、
「キャバクラなど風俗は、性的被害や嫌な思いをする事で高い給料が貰える仕事です。
セクハラが嫌なら風俗で働くべきではないです。
『他の仕事が出来ないので選択肢が無い』という人は生活保護をどうぞ。
『キャバクラで働いても性的な被害を受けない』というのは嘘です」と、職業蔑視の持論を繰り返し断定した。
こんな狂っているとしか思えないハチャメチャな論理を展開する人間を政府やメディアが重用する。
接客を商売にしているからといって、クラブやスナックは性的サービスを提供する店ではない。
ひろゆきに対してそちら関係から非難囂々の雨嵐だ。
相手が嫌がっているのに胸を触ったりしたら、いくら服の上からでも犯罪行為だ。
香川の行為は強制わいせつ罪が成立する。
ひろゆきの炎上商売の本領発揮だ。
これによって、さらにこの事件に焦点が当たることになる。
香川にとっては、ありがた迷惑だ。
そして、なぜか、相撲や歌舞伎関係の事件はあやふやになる。