政治・経済、疑問に思うこと!

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​統一教会と命懸けで戦う人たち。

自民党議員、「あんたのことは知ってるんだよ」


統一教会と関わりがあった現職国会議員は101人!

「9割が自民党」の密すぎる関係.

長年にわたって統一教会と戦い続けてきたジャーナリストの鈴木エイト氏が一躍、時の人に。



「当初から僕は、渋谷の街頭で教団の勧誘を阻止するという活動をしていたので、ずっとマークされていました。

尾行もされたし、幹部らしき複数の人に『拉致してやろうか』などと脅されたりもしました。

殴られたことも一度や二度ではなく、2007年ごろには、勧誘員の男に殴りかかられたこともありました。

現行犯で警察に突き出そうと思って追いかけたんですが、さらにもう一度殴られて取り逃がしてしまいました」

同じく統一教会問題を取材してきた藤倉善郎氏(48)が起ち上げた「やや日刊カルト新聞」

創刊の2009年ごろから参加した鈴木氏。



その後、2011年ごろから教団本部が全国の関連施設に配布したのが、

鈴木氏を「要注意人物」として名指しした“指名手配書”。

「身長が間違っているし、写真が不細工すぎると教団本部の広報局に抗議の電話を入れて差し替えてもらいました。

藤倉さんの写真は替えてくれなかったんですが」(笑)

統一教会からのマークは今日にいたるまで続いており、自宅の周辺には不審な人物が現われるという。

「脅迫めいたことはいろいろありましたよ。宅配業者を装った人物が、

『雨で住所が滲んで読めないので、住所を教えてもらえますか』と、電話で聞いてきたり。

最近も、不審者が家のまわりをウロウロしています。



統一教会の問題に関わり始めた当初、何かあると危ないと思って、服の下に防刃ベストを着るようにしていました。

最近も、久しぶりに身に着けていますね。

以前は一人暮らしでしたが、現在は結婚して家族がいるので、

心配で地元の警察署には重点パトロールをお願いしています」

さらに驚くべきことに、統一教会と密接な関係がある自民党のとある議員から、

直接脅迫めいたことをほのめかされたこともあったという。

「ある自民党議員の街頭演説を取材したら、議員がわざわざマイクを外して、

直接『〇〇さん、早く××の家に帰ったほうがいいよ』と告げてきたんです。

ようは、私の本名と住所を知っているというアピールですよね」

怖くてこの菅原一秀議員の名前は口にできませんが。



鈴木氏は、「脅迫という行為には、常に滑稽さが同居している」と分析する。

「へんに恐れないで、笑い飛ばす対象にしたほうがいいんですよ。

笑い飛ばすことで自分の体験を対象化して、教団の本質を見極めることができるので。

それは、脱会者のリハビリでも同じです。

それに、カルト問題を広く世間に知ってもらうには、笑いの要素もあったほうがとっつきやすい。

それが、『騙される人がおかしいのだ』ですませてしまうような認識を、

一般の人が改めてくれるきっかけになればいいなと思います。

もちろん、笑いではすまされない深刻な問題もあるので、それはそれできっちり伝えていこうと思っていますが」

少し話の長い紀藤正樹弁護士も防弾チョッキを持参しているという。