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​経産省「西村大臣対策マニュアル」

パワハラ気質に戦々恐々。


今月10日の内閣改造で再入閣した西村康稔経産相

同省の福島復興推進グループ(復興G)が「西村経産大臣出張時の注意点」と題したメモを作成していた。

日刊ゲンダイが入手したA4用紙1枚のメモには〈【取り扱い注意】〉として、こんな内容が記してある。



〈大臣は、お土産の購入量が非常に多いため、荷物持ち人員が必要。

秘書官一人では持ちきれないため、東京駅の大臣車積み込みまで対応することが理想〉

〈なお、生モノを購入することもあるため、保冷剤の購入及び移動車内の冷房は必須〉

〈大臣は、夕食を購入するために駅構内を散策。弁当購入部隊とサラダ購入部隊の二手に分かれて対応〉

土産や弁当の購入方法にまで、事務方が西村氏に細心の注意を払っている様子が目に浮かぶ。

メモの作成を日刊ゲンダイに認めた上で、復興Gの担当者はこう説明する。

「西村大臣の就任後初となる18日と21日の福島への出張をアレンジしたのが私たちです。

今後の出張行程をスムーズに進める上で他部署にも参考になればと思い、

気を付けておくべきことを省全体で共有できるよう情報を整理しました」

西村大臣は自民党内では茂木幹事長と双璧をなすパワハラ気質で知られる。



茂木氏が経産相を務めていた2014年当時も、同省の事務方が作成したとされる、

「大臣出張等メモ」と題した“対策マニュアル”が出回った。

茂木氏の「出張等メモ」はA4用紙22ページまで膨らんだ。

新型コロナ対策室は150連勤で月の残業100時間超のブラックな環境で、

しかも、『残業が多いのはおまえらの能力が低いせい』と面罵。

大勢の前だと情報が漏れるので、わざわざ呼んでドヤす陰湿ぶりだという。

仕えた秘書官は過労やストレスなどで相次いで職務続行不能になったとされる。

西村氏や茂木氏の本質が会見で多々垣間見える。

表舞台でさえそうなのだから、裏では官僚相手に相当のパワハラが、

日常茶飯事繰り広げられていることは想像に難くない。

彼らが官僚を壊し、日本を壊しているのだ。

その親分は聞き流す岸田総理。