英紙デーリー・メール(電子版)は8日、バイデン米大統領がエリザベス英女王の死去を受け、
ロンドンで催される見通しとなった国葬に出席する意向を示したと報じた。
東部メリーランド州で取材に対し「恐らくそうなる」と応じたという。
日本の天皇陛下も出席の方向で調整中。
人の死で何かと言うのは良くないが、岸田総理にとってはタイミングが悪い。
どうしても比べられてしまう。
安倍氏国葬大賛成派は、安倍氏暗殺の最初の頃は国民も国葬賛成が多数だったと言うが、
わたしの肌感覚と記憶で言えば、最初の頃に国葬の話は出ていなかった。
それだけ国民の多くは驚いていた。
その後献花する人が多数いて、連日メディアが報道した。
そうしたところに、唐突に岸田総理が安倍氏を「国葬義」にすると発表。
その前後に既に統一教会の話が出始めていたが、段々報道が激しくなると共に、
国民の国葬反対の声も大きくなり表面化していった。
これが実際の流れではないか。
わたしの肌感覚で言えば、安倍氏の死は悼むが国民は当初から国葬には疑問を持っていた。
7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され死去。
14日、岸田総理が安倍氏「国葬義」を表明。
15日、TBSラジオ「森本毅郎 スタンバイ!」の放送で、安倍氏の国葬について「リスナーの95%が反対」と伝えた。
番組では岸田総理が14日に行った会見で、「国葬」を今秋に行う方針を明らかにしたと伝え、
リスナーにツイッターとメールで意見を募集し、番組の最後に〝リアルな声”を届けた。
番組パーソナリティーの森本毅郎は「いやいやいやいや、たくさん来ました。
皆さんの関心の高さを示しているようで…。しかも反対が95%。びっくりしちゃいますね」
と圧倒的反対に驚きの声を上げた。
「テレビの映像で毎日のように花を手向ける人たちの列が報道されているんで、
結構、安倍さんを悼んで賛成する方が多いかと思いましたが95%が反対でした」
ツイッターで寄せられた意見として「国葬よりお別れの会を会費制でやった方が故人も喜ぶんじゃないですか。
ホテルニューオータニなら絶対5000円で仕切れるでしょう。
サントリーも無償でいろいろ提供してくれるでしょう」と、
公費の私物化と批判された「桜を見る会」に引っかけたものを紹介。
森本氏は「こういう皮肉が出ちゃうんですね」とコメント。
わたしはこの番組を聞いたことが無いので、番組の特異性が出ているのかも知れないが、
でも、そういうことなのではないか。
わたしの聞くところによると、皇室関係者は、
今回の岸田総理の国葬の価値を貶めるようなやり方に立腹していると言う。