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21日、 東京円債市場で長期金利の指標である新発10年国債の業者間取引成立せず。
2営業日連続で売買未成立となるのは、1999年3月に新発10年物が指標銘柄となって初めて。
日銀は指し値オペを連日実施し、10年金利を0.25%で抑え込んでいる。
海外金利が急上昇する中、金利を人為的に抑え込む円債市場では、
「マーケットが壊れつつある」との声も出始めている。
(もうすぐ辞めるから、後は知らん。とりあえず株上げたし)
日銀は10年債の対象銘柄を実勢より低い0.25%の利回りで、
無制限に買い入れる「指し値オペ」を毎日実施しており、
市場参加者は指し値オペには応札しても、通常の市場では売買しないようになっている。
日銀が無制限の買い入れを行う中、日本国債(JGB)市場では流動性が枯渇し、
マーケットの機能が損なわれつつある。
状況は悪化しており、どこかで転換点が来ると見る向きもあり、
来月3日に新発債が発行されればムードが一度リセットされる可能性もあるのではないかと予想する。