自民葬儀「カヴァレリアルスティカーナ」
国葬儀で流れた『オペラ』
Cavalleria Rusticana(田舎の騎士道)
原作:ジョヴァンニ・ヴェルガ
シチリア島で起こった、不倫話。
シチリア島のある村で復活祭の朝。
トゥリッドゥは、かつて美しい女ローラの恋人であったが、兵役から戻るとローラは、
彼の兵役中に、馬車屋のアルフィオと結婚していた。
トゥリッドゥは、ローラを忘れるべく、村娘サントゥッツァ(サンタ)と婚約。
失恋の傷を新しい恋で癒やそうとした。
しかし、ローラは留守がちなアルフィオの目を盗んでトゥリッドゥをまた愛し始めた。
トゥリッドゥと逢引を重ねる仲に戻ってしまった。
これがサンタの知るところとなる。
サンタ「あなたがローラの家の近くにいるのを見た人がいるわ。ローラの夫が話していたのよ」
トゥリッドゥ「それが、お前を愛してやった、お返しってわけか。俺があいつに殺されたっていいってことだな」
サンタは怒りのあまり、そのことをアルフィオに告げてしまう。
女は、浮気を責め、男は、逆ギレ。
教会のミサが終わり、男たちはトゥリッドゥの母ルチアの酒場で乾杯する。
アルフィオはトゥリッドゥの勧めた杯を断る。
二人は決闘を申し合わせ、アルフィオはいったん去る。
トゥリッドゥは酒に酔ったふりをしながら母に「もし自分が死んだらサンタを頼む」と歌う。
トゥリッドゥが酒場を出て行きしばらくすると「トゥリッドゥさんが殺された」という女の悲鳴が2度響き、
村人の驚きの声と共に、幕を閉じる。
‘@この戯曲を知っている各国要人なら、安倍氏が凶弾に倒れたことと重なり、唖然としたのではないか。
知らなくて後で聞いても驚くだろう。
どういう意図でこの曲を使ったのか。
政治の世界の闇は深い。
(合掌)