国民の半数以上が反対した安倍晋三氏の国葬について、
自民党の小林貴虎三重県議が“SNS上の反対意見の大半は大陸発”とツイートし、大炎上。
さらに、県議が見解の「ネタ元」として高市早苗経済安保担当大臣の名前を挙げたものだから、
“炎”が高市大臣に飛び火。「デマのネタ元は高市」に向けられている。
高市大臣発言は、2日に名古屋市内で行われた「日本会議」の講演会で飛び出したという。
日本会議なら、リップサービスも含め高市大臣の日頃からの過激な発言も鑑みると、
さもありなんというところで、信ぴょう性が増す。
ましてや先日「大臣に就任した日に中国という言葉を出さないでくれと言われたと暴露していた。
ところが、小林県議が6日会見を開き、自身のツイートを「修正」すると発言。
高市氏が何を「調査」と言ったのかの質問には差し控えたいと思う。
何をどう誤ってどう訂正したいのかの質問にも、ここでの発言は差し控えたい。
訂正であって、撤回や削除ではないということかと問われると、訂正するということで記者会見を開いたと回答。
小林議員からの発言はほとんどなく、記者からも「いつもの饒舌な小林議員ではない」と言われる始末。
それでも、修正発言だけを繰る返していたが、横やりが入り、いきなり修正ではなく「撤回」と変更。
言わされてる感満開だった。
高市大臣の怒りがさく裂したのだろう。
(あの野郎、どうしてくれよう!)
甘利明議員も同じような主張を展開していた。
4日付のブログで、国葬反対デモについて〈安倍元総理を貶める行為〉と批判した上で、
〈先日、サイバーセキュリティの関係者から『案件によってはツイッターの発信及び拡散情報の35%は、
緊張関係にある国からの工作と思われる』との報告がありました〉と書いている。
党内共通の印象操作路線なのだろう。
「反対意見の大半は海外発」と言いたいようだが、国内のアンケートで結果が出ている。
いずれにしろ、自民党はSNSをかなり気にしているようだ。