韓国政府がファイザー・モデルナなどの新型コロナワクチンを接種した後、
異常子宮出血(月経期間以外に発生する子宮出血)があった対象者に診療費などを補償することを決めた。
コロナ19予防接種被害補償支援センターは、16日に開かれた第15回予防接種被害補償専門委員会で、
異常子宮出血をワクチン接種との関連性が疑われる疾患に追加する内容を議決したと明らかにした。
この「関連性疑い疾患」は、コロナワクチンとの関連性が疑われるものの、
根拠資料が不充分で因果性が認められにくいケースに該当する。
これに先立ち、脳静脈洞血栓症、ギラン・バレー症候群、免疫性血小板減少症(ITP)、
顔面神経麻痺(まひ)など12項目の異常反応が含まれていた。
1人あたり最大5000万ウォン(約511万円)の医療費支援を受けることができるようになる。
因果性を完全に認めたわけではないという。