「ブラザー」「JUKI」と並び、国内3大ミシンメーカーと呼ばれるジャノメ。
9月30日、同社は、2023年3月末で訪問販売事業からの撤退を発表。
訪問販売を担当してきた営業部員約300人に事実上の“解雇通告”をしていた。
1921年創業のジャノメは、2021年時点での世界市場シェアは5位。
連結売上高は429億円、従業員数は約3000名に上る(2022年3月期)。
創業100周年を迎えた2021年、社名を「蛇の目ミシン工業株式会社」から「株式会社ジャノメ」に変更。
訪問販売はかつてジャノメの成長をけん引した。
ところが、近年はインターネットを中心に販売様式が多様化。
訪問販売の需要は年々減少し、最盛期には541あった直営店は、
2022年9月時点で68にまで減っていた。
‘@むかし、知人が蛇の目で働いていて、名義貸しをしたことがあった。