20日、神田真人財務官は、円が一時1ドル=150円を付けたことを受けて為替介入に踏み切ったか問われ、
「介入をしているか、していないかにはコメントしない」と述べ、
円買い介入の原資は「無限にある」と語った。
神田財務官は、先のG7財務相・中央銀行総裁会議などで、
為替相場が大きく変動しているとの認識を共有したことなどを引き合いに、
「これまで以上に過度な変動が許される状況になくなっている」との認識を示した。
その上で「必要な行動を取れる体制が常にできた」と語り、
「過度な変動がある場合には、これまで以上にしっかりと対応していかなければならない」と述べた。
神田財務官に先立ち、鈴木俊一財務相は参院予算委後に財務省に戻り、
為替水準については「コメントしない」と断った上で、
「投機による過度な、そして急激な変化というものは容認できない」とした上で、記者団に語った。
「断固たる対応を取るという、そういう従来の考えについては変更ない」とし、
「これからも細かく、緊張感を持って動向をしっかりと見ていく」と強調した。
1ドル=150円台を付けたのは1990年8月以来、約32年ぶり。
‘@そうこうのんきにしている間にも円安は止まらない。
神田財務官は、先のG7で為替相場が大きく変動しているとの認識を共有したとしているが、
変動しているのを認識しただけではどうしようもない。
専門家などは「円安なぜ止まらない」と言うが、アメリカのバイデン大統領はドル高歓迎、
日本の日銀の黒田総裁は円安容認だから、単純な話止まる分けが無い。ただそれだけ。
神田財務官の「無限」とは大きく出たものだ。
無限に金があるなら、困窮している国民にもっと楽をさせるべきだ。