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統一教会の組織票で当選、自民・北村経夫議員。

産経新聞政治部長

北村議員は、山口、田布施地区の天照皇大神宮教の北村サヨ教祖の孫。

2013年の参院選直前にこんな内部文書が配られた。



<全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(「踊る宗教」)の北村サヨ教祖のお孫さんです。

首相からじきじきに、この方を後援してほしいとの依頼があり、

当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。

参院選後に当グループを国会で追及する運動が起こるとの情報があり、

それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です>



「踊る宗教」は山口県熊毛郡田布施町の農婦、北村サヨが開いた宗教集団。

教団の教えによれば、宇宙絶対神は二千年に一度だけ地球に降臨するとされ、

一度目は仏教の釈迦、二度目はキリスト教のキリスト、三度目が北村サヨであるという。

教団では我欲をすてて無我の域に達することが出来れば、人と神が合一すると説き、

無我の舞を踊るのが特徴である。そのため第二次世界大戦後には「踊る宗教」や「踊る神様」と喧伝された。



「絢爛たる悪運 岸信介伝」 工藤美代子著 / 世界日報 書評 郷里で終戦を迎えた岸が、

特高の呼び出しを受けた朝、「踊る宗教」の北村サヨが現れ、

「必ず10年以内に総理大臣になって戻ってくる」と言ったという。

静かな農村でしかなかった田布施が町制に移行したのは1955年。
 
その2年後に同町出身の岸信介が総理大臣に就任、さらに佐藤栄作が69年に総理となる。
 

世間的には「総理を二人出した町」として脚光を浴びるも、それは町の飛躍を促すものではなかった。

清和会の名は、田布施の神社の教祖、北村サヨの娘で二代目教主の北村清和からとの説がある。



北村議員と安倍晋三氏は「山口人脈」で特別親しい。

そして、安倍派の産経新聞の元政治部長が「反社会団体」の応援を受けていた。

だから、産経新聞夕刊フジが「統一協会」問題に積極的に取り組まない。

統一教会自民党(安倍派)の「蜜月構図」がハッキリと見えてくる。

統一協会の選挙応援の最終目的は、国会を「教団寄り」にすること。

それは創価学会も同じだが、公明党が与党にしがみ付いて離れたくないので、

創価学会公明党の齟齬が広がり、信者が減少している。

日蓮大聖人は、多くの人が妙法を信ずることによって、日本はもとより真の世界平和が実現すると教えている。

そして、それに背くものは不幸になると。



統一教会天照皇大神宮教が仲が良ければ、仮に統一教会が解散になっても移管されるかもしれない。

文化庁によると公称信者数はおよそ49万人(2018年現在)それなりに多い。

ただ、天照皇大神宮教のは、他の宗教団体と一切連携しない。

教祖は「いっさい手をつながない。世の末が来て世の中が乱れに乱れて宗教も人間宗教になったり、

死にもの宗教になったから、天なる神が天降って神直々の真の宗教を教えよる」

「宇宙を支配する神は一つしかありゃしない」と答えている。



昔の教えなのか今もそうなのか。

「世界平和は己の心の平和から」と捉え、心が清らかで正しい人間になることが、

まず大切であると天照皇大神宮教は説いている。

そして、平和拡充していくことを目指している。

祖が説く教えを中心に、神行(しんこう)の日々を送る同志の世界ができたことで、「神の国ができた」としている。

安倍晋三氏は昔からカルト的教団との関係が指摘されている。

それは岸伸介氏の時から始まっていたようだ。