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李克強首相、最高指導部から退任。

「習1強時代」



中国共産党ナンバー2で政権の要である中国の李克強(リー・クォーチャン)首相は、

​22日閉幕した第20回党大会で、党序列約200位以内の中央委員に選出されなかった。


(オイ、オレはお払い箱か)

常務委員は中央委員の中から選ばれており、

共産党の最高指導部を指す政治局常務委員から退任することが22日、決まった。

中国憲法は首相の任期について、「2期10年まで」と定めている。

13年に首相に就いた李氏は、来春の全国人民代表大会全人代)で首相から退くことになる。

習近平総書記(国家主席)が3期目続投を確実にする中での李氏の退任は、「習1強時代」を象徴する人事となる。

67歳の李氏は「党大会の年に68歳以上であれば引退する」との党内規の定年には達していない。

そのため、最高指導部にとどまったまま全人代常務委員長など別のポストに就く可能性が取りざたされていた。

69歳の習総書記は中央委員に選出され、総書記を続けることが決定的になった。



過去には、17年の前回党大会で王岐山氏が定年により最高指導部からは退いたものの、

翌年国家副主席に起用された例がある。

だが、李氏が同様の形式で残る可能性は低く、来春で完全引退することが濃厚。

習総書記とロシアのプーチンは雲泥の差になったようだ