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​​レアアース国内で採掘へ。

政府は、小笠原諸島南鳥島沖の水深6000メートルの海底で確認されているレアアース泥の採掘に乗り出す。




来年度に採掘法の確立に向けた技術開発に着手し、5年以内の試掘を目指す。

電子機器の生産に不可欠なレアアース(希土類)の国内調達を実現し、

中国からの輸入への依存脱却を図る。2022年度第2次補正予算案にも、関連経費を盛り込む方向だ。

同島沖の埋蔵量は国内消費量の数百年分相当と推計される。

採掘には内閣府の事業で今年8~9月、茨城県沖で試験が成功した世界初の技術を用い、

1日350トンの採掘を目指す。



深海の底からの採掘はコストをどこまで下げられるかが課題となる。

政府は今後5年間で効率的な採掘・生産の手法を実現させ、

28年度以降は民間企業が参入できる環境を整えたい考えだ。

レアアースは、供給量が減ればスマートフォンやパソコン、次世代自動車などの生産に支障が生じ、

国民生活にも影響が出る。

現在はほぼ全量を輸入に頼っており、6割は中国から輸入している。

中国はレアアースの輸出管理を強めており、供給途絶のリスクが懸念されている。



‘@長年の課題が動き出したようだ。

岸田政権の一つの象徴になる。

日本政府には頑張って実現してほしいものだ。


レアアース関連株には、

レアアースの採集や調査をおこなっている石油資源開発(1662)


レアアース磁石を製造している信越化学工業(4063)

地下資源工事用掘削機械を製造している鉱研工業(6297)

浮体式石油・ガス生産設備の設計・建造を手掛ける三井海洋開発(6269)などがある。