手術も停止。
大阪急性期・総合医療センター（大阪市住吉区）は３１日、電子カルテのシステム障害が発生し、
診療を停止したと発表。サイバー攻撃が原因とみられる。
紙のカルテで入院患者に対応しているが、過去の記録がないため緊急時を除き手術も停止している。
患者約６００～千人に影響があったとみられ、復旧の見通しは立っていない。
同センターは救命救急のほか、がんや腎移植など高度専門医療も行う。
災害時に２４時間対応する基幹災害医療センターにも指定されている。
同センターによると、３１日午前６時４０分ごろ、職員がシステムの異常に気付いた。
連絡を受けたシステムの管理会社が午前８時半ごろに確認したところ、
サーバー上に英語で「全てのファイルは暗号化された。復元したいならビットコインで支払え」
などのメッセージが掲示されたという。
同センターによると、個人情報の流出は確認されていない（分からない）。
記者会見した嶋津岳士総長は「（影響の大きさは）計り知れない」と戸惑いながら、
「患者や関係者に迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝した。
‘＠サイバー戦争は既に始まっている。
以前に徳島県の田舎町の病院でも同様の攻撃があった。
一刻も早い対応をしなければ、実線に繋がる可能性がある。
