「ケチって火炎瓶」再燃。
中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(72)が、
平成25年に京都市山科区の本社前で射殺された事件で、京都府警と福岡県警の合同捜査本部が、
王将創業者の長男らの自宅を事件の関係先として家宅捜索した。
創業家が経営を担っていた時代に、特定の企業グループの経営者と巨額の不適切取引をした疑いがあり、
捜査本部は事件との関連の有無を調べている。
捜査関係者によると、経営者は創業家の知人で、捜査本部は長男やこの経営者のほか、
王将の元役員らからも任意で事情聴取している。
殺人容疑などで逮捕された特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部の田中幸雄容疑者(56)と、
大東さんや王将側との接点は確認されていない。
‘@安倍氏が亡くなってからいろいろなことが動き出したが、単なる偶然なのか。
王将社長射殺犯人逮捕で再浮上する安倍晋三氏と工藤会の関係。
田中容疑者は福岡市博多区の路上で2008年1月、
大手ゼネコン大林組九州支店の社員らが乗った乗用車を銃撃したことで逮捕されて刑に服している。
1999年下関市長選挙において故安倍氏は江島潔氏を推していたが、
対立候補古賀敬章氏に対して安倍氏の秘書が前科8犯の土地ブローカー小山佐市氏に、
対立候補の選挙妨害を依頼。
小山氏は対立候補を中傷するビラなどを撒いたようだが、
当初500万とされていた報酬を秘書側が300万円に減額して絵画代金支払いを名目に支払ったことから問題が発生。
小山氏が「金額が足りない」と直談判。小山氏と安倍氏が当時、2時間密室で差しで話し合いをしたという。
そして、その話し合いの直後に警察に通報されて、安倍秘書への恐喝罪で逮捕起訴されるという事態に陥った。
小山氏はこの件で一旦起訴猶予で釈放となるが、怒りは収まらなかった。
親交のあった指定暴力団工藤會系高野組組長に相談。
結果、4回の火炎瓶が安倍邸に投げ込まれ、乗用車3台などが全半焼した。
襲撃を依頼した小山氏は懲役13年、襲撃を指示した高野組組長は懲役20年の判決で服役することとなった。
ただこれが裁判沙汰になったことで経緯が公的な文書に残されることになり、
安倍氏が選挙妨害を依頼していた事実と、報酬でもめたことなどが明るみに出る事態となってしまった。
気に入らない市長候補を妨害するために前科8犯のブローカーに、
対立候補の妨害工作などを依頼すること自体が反社会的行為であり、本来は大問題になるはずだ。
令和新選組の山本太郎代表が当該案件について質問しているが、
安倍氏は自分は被害者であり刑事裁判も決着を見ているので「特段説明することなし」として逃げた。
警察当局の捜査幹部は、「理由はどうあれ現金を提供した行為は、
現在であれば(2011年までに全国で整備された)暴力団排除条例に違反している」と指摘。
土地計画問題をめぐって安倍事務所側と小山氏がトラブルになっていたことなど、
安倍氏と工藤会の関係も浮上していた。