新幹線いるのか。
JR四国は8日、2021年度の線区別収支を公表。
20年度に続いて全8路線、18区間で営業損益が赤字となった。
同社の経営状況は深刻さを増している。23年春にも管内全域を対象に平均で約13%の運賃値上げを実施する予定。
19年度に唯一黒字だった本州と四国を結ぶ本四備讃線(瀬戸大橋線、児島―宇多津)は4億円の赤字。
赤字額が最も大きいのは土讃線の琴平―高知で28億円。
100円の収入を得るために必要な費用を示す「営業係数」は最も厳しい予土線(北宇和島―若井)が1761円、
次いで牟岐線の阿南―阿波海南が1096円。