イギリス中部で、チャールズ国王夫妻に卵を投げつけたとして、男が警察に逮捕された。
チャールズ国王とカミラ王妃が、ことし9月に死去したエリザベス女王の像の除幕式などに出席するため、
9日、イギリス中部ヨークを訪れていたところ、卵を投げつけられた。
沿道の人にことばをかけながら握手を交わしていたチャールズ国王のそばを、5個の卵が飛んだ。
男は「この国は奴隷の血によって築かれた」と叫びながら卵を投げた。
警護にあたっていた警察官が駆け寄り、沿道からは「神よ、王を救いたまえ」という国歌の一節が連呼され、
「恥を知れ」「国王陛下万歳」など、卵を投げた男に対して批判の声があがった。
騒然とする中、チャールズ国王は足元を気にしながらも表情を変えず、動じることなく王妃と悠々としていた。
国王夫妻にけがはなかったが、公共の秩序を乱したとして男をその場で逮捕。
犯人は何度も逮捕されている23歳のヨーク大の学生で活動家。
イギリスでは若い世代を中心に君主制に反対する意見も根強い。
‘＠チャールズ国王の右隣にいた立派な制服を着た女性は誰だろう。
卵が投げつけられた瞬間、恐れ多くも国王の後ろに隠れるように逃げた。
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