ノルウェーの首都オスロの国立美術館で11日、エドバルト・ムンクの代表作「叫び」に、
環境活動家が自分の体の一部を接着しようとしたが、警備員によって阻止された。
地元警察がツイッターで行った発表によると、活動家3人が警備員に取り押さえられた。
うち2人は絵画に自らを接着しようとしたが未遂に終わり、
ガラスケースに接着剤の痕跡が残ったものの、絵自体は無事だった。
環境保護団体「ストップ、石油開発」は同国の文化誌ティーデンス・オンドに対し、
「われわれが望む対話」を実現するために「無関心な人々の目を覚ます」ことが抗議の目的だったと説明。
‘@ノルウェーは西欧最大の石油産出国。
欧州各地の美術館では最近、名画を標的にして気候変動対策不足に抗議する行為が相次いでいる。
こういう破壊的な行為を礼賛する人たちがいる限り、こういった行為は増幅していく。
そして、過激になっていく。
「想像力欠乏」と言われようが、わたしはこういった犯罪行動は否定する。