統一教会創始者の文鮮明氏が、1956年から2009年に信者に向けて説教した発言録が、
毎日新聞の報道で明らかになった。
「自民党の安倍派などを中心にして、超党派的にそうした議員たちを結成して、
数を徐々に増やしていかないといけない」(1989年)、
「岸首相の時から日本の政界に手を出した」(2004年)などと、
岸元総理時代から安倍元総理の時代まで3代に渡る統一教会との関係の証拠と取れる。
そして、改めて安倍氏のスローガンが注目されている。
「美しい国 日本の使命ー久保木修己遺稿集」(世界日報社=2004年)の発売から2年後に、
安倍晋三氏の著書「美しい国へ」 刊行(文春新書=2006年)。
久保木氏は、統一教会の日本の初代会長で。
また、世界平和連合の機関誌「世界思想」の12年5月号で、
「戦後憲法の終焉 今こそ日本を取り戻そう」の特集が組まれているが、
同年12月の衆議院議員総選挙時に安倍氏が自民党のスローガンに「日本を、取り戻す」を掲げた。
こうした安倍氏と統一教会の繋がりを偶然というには、あまりにもタイミングが良過ぎる。
「美しい国、日本」「日本を取り戻す」安倍自民党のスローガンは、
やはり統一教会のスローガンだったと見るのが自然だ。
そもそもが、取り戻さなければいけない日本にしたのは誰だ。お笑いだ。