インバウンドも好調もコロナ前の7割。
日本百貨店協会が発表した11月の百貨店の売上高は去年の同じ月に比べて4.5%増え、およそ4692億円。
9か月連続のプラス。
新型コロナ前と比べると、増税の反動など特殊な要因のない2018年との比較で8.8%のマイナスとなっているものの、
2018年実績を超える店舗も出てきていているという。
インバウンドの売り上げは、水際対策の緩和や円安が追い風となり去年の同じ月に比べておよそ5倍となっていて、
コロナ前に比べて7割程度まで回復。
一方、百貨店協会は今週20日に日銀が事実上の利上げを決めたことを受け、
為替水準が円高に振れたことについては「1ドル=130円台でも円安メリットを享受できる状況だ」としている。