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大手コンビニ、ゆで卵から毒性物質。

岩手県は23日、食品へ使用してはならない指定外添加物「塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDAC)」を、

味付けゆで卵の製造過程で使っていたとして、「岩手エッグデリカ」(同県八幡平市)に対し、

食品衛生法に基づく無期限の営業禁止を命じた。



対象製品は大手コンビニなどを通じ全国で売られており、同社は味付けゆで卵を含む15品の自主回収を進めている。

県によると、21日に同社を立ち入り検査した結果、味付けゆで卵の殻や、卵をゆでる湯から添加物が検出された。

卵の白身や黄身の可食部からは検出されず、健康被害は確認されていない。

同社によると、かびの抑制のために添加物を使ったと認めている。

同社は「基本的な食品安全の意識に欠如があったと言わざるを得ない。心からおわび申し上げる」とコメント。


(代表取締役 田村昌則)


‘@2016年9月、神奈川県茅ケ崎市で開かれた国際大会で、配られたTシャツを着た選手ら30人以上が、

かぶれなどの症状を訴えた。

大会を主催したNPO法人は、化合物の塩化ジデシルジメチルアンモニウムが原因だった可能性があると公表。

DDACは第四級アンモニウム塩なので塩基性があり、毒性も高い物質。

汗や海水でアンモニウム塩がTシャツから溶け出し長時間皮膚と密着したことが原因と考えられる。

塩基は皮膚の中に浸透するため、症状が治りにくいこともある。

DDACは乳牛の乳房・乳頭や器具の消毒剤としても使用され、

牛乳に基準値を超えるDDACが検出され廃棄となった事例もある。



重篤な皮膚の薬傷及び眼の損傷

アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ

重篤な眼の損傷

全身毒性の障害

・眼に暴露
眼痛、結膜炎、角膜混濁、虹彩炎など

・皮膚に付着
刺激・灼熱感、発疹、かゆみ、水ぶくれ

・吸引した場合の呼吸器
口腔、喉、鼻への刺激・灼熱感、咳、息切れ

・経口摂取した場合の消化器
食道の炎症、粘膜刺激作用による嘔吐、下痢、腸管浮腫、消化管出血、麻痺性イレウスなど