厚生労働省は31日、海外から空港に到着した92人について、検疫で新型コロナ感染が確認されたと発表。
うち90人は中国に滞在歴があった。
空港検疫での感染判明は10月中旬以降、ほとんどの日が10人未満だったが、年末に急増。
中国に滞在歴があった90人は30日、成田、中部、関空に到着。うち77人が無症状という。
2020年年初に新型コロナの感染が世界的な広がりを見せ始めた当初、
日本は感染が拡大する中国からの入国制限のタイミングが大幅に遅れた。
当時の安倍政権はインバウンドを重視、中国からの観光客が日本において最大の消費者だった。
その結果、中国から新型コロナが持ち込まれて日本国内で感染が広がった。
インバウンドは元より行動制限によって巨額の経済損失が発生した。
また同じ過ちを繰り返すのか。
現在は中国からの入国者以外は検査をしておらず、他国から訪日する人もそれなりに陽性者がいる。