本書の冒頭、Session1-1でチキさんは、
「人は、人に似せて、神を作った。/人は、世界に納得するために、神話を作った。」
「神のために人がいるのではなく、人のために宗教が作られた。このことを忘れてはならない。
人の幸福追求のための手段として設けられた宗教が、
人を、とりわけ子どもを不幸にするような出来事が、相次いでいるならば。
そのような不具合は、改められなくてはならない」
‘@これはある意味一部の宗教否定に捉えられる。
チキさん「私は無宗教だが、信仰の自由を否定しない」としているが、
「神が人を作った」という宗教、その信念を持つ信仰者から大きな反発があるだろう。