世界上位1%の富裕層が過去2年間で新たに獲得した資産は、残る99%が獲得した資産のほぼ2倍に上ることが、
国際NGOのオックスファムが15日に発表した経済格差に関する年次報告書で明らかになった。
それによると、上位1%の富裕層の資産は過去2年の間に26兆ドル(約3312兆円)増えたのに対し、
残る99%の層の純資産は16兆ドルの増加にとどまった。
コロナ禍で超富裕層の富の蓄積は加速している。
今回の報告書はフォーブスのデータをもとにまとめられ、スイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラムに合わせて発表された。
非富裕層の多くは苦境にさらされている。
およそ17億人の労働者は、賃金を上回るペースでインフレが加速する国で暮らす。
‘@格差は広がるばかりだが、悪いことをしている分けではないので、仕方ない面もある。
ただ、低層にも流れる政策は必要だ。
トリクルダウンなど起こらないことはとっくに証明されていたのかも知れない。