大学入試センターは18日、大学入学共通テストの平均点の中間集計を発表。
世界史A、政治・経済、物理基礎、生物の4科目で、過去最低となった。
英語のリーディングも、配点が変わった共通テスト以降で、過去最低。
共通テストは14、15日に実施。出願者は昨年より1万7786人減の51万2581人。
採点が終わった約22万人の平均点が公表された。
過去最低となった科目の点数は、世界史A37・78点▽政治・経済52・39点▽物理基礎29・37点▽生物40・55点。
生物は、過去最低だった昨年の48・81点から8・26点下がった。
理科②の選択科目のうち生物の予想平均点は39点。物理(64点)と25点差がついた。
大学入試センターは、理科②の科目間で難易度の差により20点以上の得点差がついた時に、
得点調整を行うと決めている。
今回、生物と化学の点数を上げる調整がされる可能性がある。
‘@学力が低下しているのか、下位チームが増えたのか。
思考力・理解力・応用力を問う試験へと変化している共通試験。
長文を早く正確に読み込む力量も必要だ。
長文を読むのが苦手な若者は増えていく。
読む人と読まない人の差は拡大していく。
簡単、短い、早い、ネット社会の弊害だ。
昨年より易化したとされているが昨年は過去最低の平均点37.96点。
今年は上がるのか。
なぜ作問でのバラツキを改善できないのか、あまりにも差があり過ぎる。