「政治家として死刑判決だ」
日本維新の会の前川清成衆議院議員(60)が、一昨年の選挙で、公示前に投票を呼び掛けとして、
公職選挙法違反の罪に問われていた裁判で、奈良地裁は18日、罰金30万円の有罪判決を言い渡した。
一昨年10月に行われた衆院選の公示前に「選挙区は前川きよしげ」などと記載したはがきが入った封筒を、
出身大学の卒業生らに送り、投票を呼びかけた罪に問われた。
公示前でも、送り先が支持者であれば立候補の準備として認められていて、前川被告は無罪を主張。
奈良地裁は、この日の判決で、「関西大学卒業ということを除けば、被告人と全く接点のない人だったというほかなく、
ポスターの掲示までをも期待する集団とは到底いえない」として、罰金30万円の有罪判決を言い渡した。
有罪とされた前川被告は18日、判決後の記者会見で、
「全く想定しない結果で残念。政治家として死刑判決だ」と批判し、控訴する意向を示した。
「私だけが特殊なことをやったわけではない」と強調。
「恣意的、差別的に捜査、立件されて国会議員の立場を失うことになれば、
議会制民主主義が崩壊するのではないか」と詭弁。
日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪知事は「潔く辞職すべき」と訴えた。
‘@法令順守は当たり前の話。
国会議員は修正すれば済むなどの緩い対応が散見される。
公職選挙法違反でも辞職しない議員もいるから、前川被告もオレだけなんでとの思いがあるのだろう。
公選違反はテストで言えばカンニングをしたのと同じこと。
本来なら違反者は全員失格にすべきだ。
国の手本とならなければいけない人達が永田町ルールの中で、のうのうと生きている。
許されることでは無い。