嫌な予測が当たってしまった。
徳島県内の高校6校に「自作の改造銃で殺しまくってやる」などと、
生徒らの殺害を予告する内容のファクスが届いていたことが24日、県警の発表で分かった。
各校からの相談などを受け、県警は威力業務妨害の疑いで捜査を進めており、
各校周辺のパトロールを強化して警戒している。
「弁護士の唐澤」を名乗る人物が差出人となっており、ファクスの文面はいずれも同じ内容だった。
文面では、午後1時34分までに二つの銀行口座にそれぞれ300万円ずつを送金するよう要求。
その上で、「期限までに誠意ある対応をしなければ、
学校内にいる生徒や教員を自作の改造銃や火炎瓶で殺しまくってやるナリ」などとする内容が記されていた。
県警によると、香川、愛媛、高知各県の高校にも同様のファクスが届いている。
埼玉の県立高校などに「生徒や教員を殺害する」などと書かれたFAXが届き、136の高校が臨時休校に。
「本日13時34分までにお金を振り込まなければ、生徒や教員を殺害する」という内容のFAXが届いた。
FAXには振込先の口座も書かれていたという。
これまでに被害は確認されていないが、県は警察と連携し、今後の対応を検討するとしている。