統一教会信者にパーティ券を売っていた!
昨年9月8日、自民党の茂木敏充幹事長(67)は、党国会議員379人を調査した結果、
統一教会となんらかの接点があった議員の数は179人と発表。
さらに12月10日、統一教会問題の被害者救済に向けた新法案が成立。
審議開始から5日というスピード成立。
一方で、茂木氏は自身の“潔白”のアピールには自信満々だった。
冒頭の党内調査には「旧統一教会及び関連団体からの寄付やパーティー収入」という項目もあったが、
該当議員のなかに、もちろん茂木幹事長の名前はない。
「『自分は統一教会とは一切無関係。選挙協力などもしてもらってない』と、記者に話した。
統一教会問題で辞任に追い込まれた山際大志郎議員について、
『あんなとこによく出入りできるよな』と腐していた」(記者)
しかし今回、FLASHはある領収証を入手した。
その宛名欄に書かれていたのは、統一教会の現役信者A氏の名前。
茂木氏が会長を務める自民党第2派閥「平成研究会」のパーティ券(昨年4月26日に開催)を、
A氏が茂木事務所から購入した際の領収証だという。
古参信者で、統一教会の地域組織で世話役的な立場だというA氏。
これまでA氏が恒常的にパーティ券を購入してきた経緯を、事情をよく知る統一教会関係者B氏が明かす。
「自民党の派閥パーティ券を古参信者がまとめ買いすることはよくあります。
Aさんも十数年にわたり、パーティ券を茂木事務所から買っていました。毎回複数枚購入し、
ほかの信者に1~2枚ずつ割り当てるんです。そのため、茂木事務所側からは宛名が空欄のままの領収証が渡されます」
今回入手した領収証も、元は“白紙”で茂木事務所から渡され、その後、A氏が自分の名前を宛名欄に記入した。
本誌はこれ以外に、まだ宛名欄が空欄のままの領収証を複数枚確認。
さらに、A氏の素性についてB氏は、
「Aさんは在日韓国人の女性で、合同結婚式で外国人男性と結婚した『祝福家庭』です。
20代のころから、教団のために働く献身者になっています。
おもな仕事は国政、地方を問わず自民党議員への選挙ボランティア。今でも固い自民党支持者です」
A氏本人は、領収証は茂木事務所から“白紙”で渡されたものだと認めたうえで、
「パーティ券は十数年来、断続的に買っていますし、昨年4月のパーティにも出席しました。
事務所の秘書さんは、私が統一教会の信者だと知っているはずです。
茂木先生を支援したい気持ちが強く、これまで協力させてもらってました。
ですが、こんなふうに茂木先生にご迷惑になるなら、もうやめようと思います」と答えた。
茂木事務所に問い合わせると、「宛先のない領収証を出すことはありません」とだけ回答があった。
‘@茂木幹事長が全てを把握することには無理があるだろうが、十数年に渡って茂木氏を厚く支援してきたA氏。
少なくとも数回は顔くらい合わせているだろう。
また、秘書はA氏が統一教会信者だと知っていたのだから、
仮に茂木氏が知らなかったとしても、本来なら自民党の調査の時に申告しているはずだ。
バレないと思ったのだろう。
結局は秘書のせいにしてごまかす算段だ。
こういうことばかりが続くと、政治家とはウソ付きの本当にろくでもない人間の集まりだと辟易する。
政治家になろうとする人間の質がどんどん下がっていく。
ということは国の価値も下がるということだ。
まさに、今の日本を反映している。