導入は全国154か所のお試し期間?
「処方箋」の電子化が26日に始まる。しかし、導入する病院や薬局はごくわずか。
電子処方箋とは、医師が患者に処方した薬の情報を電子化し、医療機関と薬局との間でオンラインで確認できる。
電子処方箋に対応している医療機関では、患者は、受付の機器にマイナンバーカードをかざす。
患者が同意すれば、医師は、その患者が別の医療機関で過去に処方された薬の情報なども確認できる。
これにより「お薬手帳」がなくても飲み合わせの悪い薬や重複した薬の処方を避けることができる。
政府は2025年3月までにすべての医療機関と薬局での導入を目指しているが、
利用できるのは26日時点で全国154か所にとどまる。