トルコ中道右派政党「祖国党」のエテム・サンチャク副議長は、トルコのNATO脱退は「必要」であるとし、
今後5-6ヶ月のうちにそれが実現するだろうと述べた。
サンチャク氏は、NATOは「挑発によりトルコがそのような行動をとることを強要している」と述べた。
「NATOは我々を中東の漏斗に引きずり込もうとしている。
スウェーデンとオランダではコーラン反対運動が起きている始末だ。NATO脱退は緊急かつ必須となった。
アンケート調査では、米国はトルコに対して最も敵対かつ破壊政策を行う国だ、と答えた人の割合が80%に増えた。
さらに、ここ最近、トルコ国民はロシアとプーチン大統領にますます親近感を抱いている。
トルコ国民は脅威が近づいていることを認識し、政府の先を行っている」
オランダでは22日、反イスラム運動リーダー、エドウィン・ヴァゲンスヴェリドが国会建物で抗議活動を行い、
イスラム教の経典「コーラン」を引き裂いた。
21日、スウェーデンの首都ストックホルムのトルコ大使館前で、
デンマークの極右政党党首のラスマス・パルダン氏がコーランを燃やす騒動があった。
スウェーデン当局はパルダン氏に対して活動許可を出していたとされており、
トルコをはじめ世界のイスラム諸国が批判。外交問題に発展している。
トルコのエルドアン大統領はこの事件を受け、
「このような抗議活動を許可するのであれば、NATOへの加盟問題について、
スウェーデンがトルコの支援を得ることはできない」と述べ、強い不快感を表明していた。
仮にトルコがNATO脱退となればウ・ロの戦争はさらに混迷を深める。
トルコはロシア寄りになる可能性がある。
そうなると、中国も食指がわいてくる。
何としてでもトルコのNATO脱退は阻止せねばならない。
多分脱退しないとは思うが、エルドアンもそれほどなバカではない筈だ。
結果そうなったが、デモを許可したのであってコーランを引き裂くことを許可した分けではない。
分かっていながら、ゴネているのだ。
ただ、彼らにとって屈辱なのは事実。
日本人は日の丸を焼かれても、それほど騒がない。
だから平和なのだろうが、だから尖閣などはくれてやれという話になる。
そういう人は、ウクライナが負けを認めろと訴える。
日本が戦争になったら我先に逃げる。
愛のない思考回路は繋がっている。