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EXIT兼近大樹 連続強盗事件「ルフィ」との過去。

10年以上前に兼近氏が逮捕された札幌での窃盗事件(兼近は不起訴)で、

連続強盗事件の指示役「ルフィ」とされる渡辺優樹容疑者も逮捕されていた。

この情報を目にした時、私は全く知らなく半信半疑だった。だから書かなかったが、本当の事だった。



2019年9月に『週刊文春』は、兼近が2011年11月に女子高生に売春の斡旋をしていたとして逮捕されたことがあると報じていた。

さらに、2019年10月4日放送の『爆報!THEフライデー』では、兼近氏自身が、もうひとつの逮捕歴についても明かしている。

2012年8月、札幌市内で起きた1千万円窃盗事件。兼近氏は逮捕され、10日間の勾留後、不起訴処分になった。



当時の新聞では、ホストクラブ従業員の男性宅に侵入し、現金約1千万円入りの耐火金庫などを盗んだ疑いで、

札幌市内の『不動産業渡邉優樹容疑者』と『飲食店従業員兼近大樹容疑者』が逮捕されたと報じられている。

“ルフィ”と兼近の共犯の過去。兼近氏が執筆した自伝的小説『むき出し』(文藝春秋)でも、

当時の事件について描かれたと思われる箇所がある。



売春の斡旋容疑で逮捕された主人公は、検察庁の待機室で「手首の袖から和彫りをチラ見せしている男」と運命的な出会いを果たす。

この男と意気投合した主人公は、すすめられるがままに、バーの経営を始めた。

そしてある日、男からこんな依頼を受ける。

「女が攫われたっぽいから確認のために、知り合いの家の鍵を開けてきてくれ」

店をもたせてくれた“ボス”の指示どおり業者を呼んで解錠し、無人であることを確認した主人公。

だがその数日後、自宅に警察がやってきて、自分が解錠に立ち会った家で、直後に窃盗があったことを知らされる。

「ハメられた」と知った主人公は、札幌を捨て、芸人を目指し上京した。

兼近が自伝的小説の中で描いた主人公の姿は、“闇バイト”のために集められた素人たちが強盗に手を染める、

今回の事件を彷彿とさせる。

 

昨年から全国で10件以上も発生している連続強盗事件。東京・狛江市では、大塩衣与さん(享年90)が殴打され、

亡くなるという強盗殺人事件にまで発展している。

2019年11月、フィリピンで特殊詐欺グループの“かけ子”として36人が一斉に逮捕された際に、捕まった。

そのグループを率いていたのが、渡邉容疑者と今村容疑者。

下ッパが逮捕された際には逃げていたが、その後捕まり、それぞれ収容所に送られた。

指定暴力団に所属していた過去があるという噂で、Sという男とともに、収容所内を支配しているという。



渡邉容疑者と今村容疑者は、ともに札幌市出身。

「僕は、“ルフィ”の子分でしたよ。暴力、根性焼き、食事の取り上げ…彼らの恐怖支配はすさまじいものでした」

金のある彼らは、看守から優遇され、逆に気に入らない人間を独居房に入れさせたり、

トイレやシャワーを使わせないようにしていた。彼らに目をつけられると、食事すらできないという。

特殊詐欺事件の被害額は35億円以上とされる。

“ルフィ”以外にも複数の黒幕の名が挙がっており、全容解明には時間がかかりそうだ。