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​ プーチン、ウクライナ侵攻は「戦争を終わらせるため」?

プーチンは2日、第2次大戦で熾烈を極めた独ソのスターリングラード攻防戦(1942~43年)の終結80年を迎え、

南部の現ボルゴグラードを訪れた。



戦勝記念公園「ママエフの丘」で献花した後、演説で「われわれは再びドイツの戦車の脅威に直面している」と述べ、

西側諸国によるウクライナへの軍事支援を非難。

プーチンは1月18日、故郷サンクトペテルブルクを訪問。

約80年前に旧レニングラードを900日近く包囲したナチス・ドイツと今の西側諸国を同一視するような発言をした上で、

ウクライナ侵攻は「戦争を終わらせる」ためと、自身が始めた戦争を正当化しようと矛盾したイカレタ発言をした。



ウクライナ国家安全保障防衛会議のダニロフ書記は、

ロシアが「最大限の戦力増強」に向けて準備しており、早ければ数週間以内に実行に移される可能性があるとの見方を示した。

ダニロフ氏は1月31日に「今後数カ月がこの戦争を決定づけるだろう」

「主な戦闘はこれからで、2、3カ月以内に起こると認識している」などと述べた。

「ロシアは最大限の戦力増強を準備中だ。可能な限り人員をかき集め、演習や訓練を行っている。

さまざまな方向からの攻撃に関しては、現時点で今後数週間はあらゆるシナリオを想定している」と説明。



ウクライナ当局者は以前からロシアの再攻勢を警告しており、対抗するために西側諸国にさらに強力な武器を求めている。

ウクライナ軍南部防衛司令部のグメニュク報道官は1日、

「動きが活発で、ミサイル運搬船が行ったり来たりしている」と述べた。

一方、ベラルーシ国防省は1月31日、同国軍とロシア軍が行っている合同軍事演習を1週間延長すると明らかにした。

同省の声明には「追加された1週間では、両軍の代表者らが近年の戦闘での経験を踏まえ、

部隊の配置計画を共同で作成する演習を行う」としている。