23日、オハイオ州に接する米ウェストバージニア州で空から正体不明の白い粉塵が降る。
地元の消防・救助隊は、その正体が判明するまでドアや窓を閉め、外出を控えるよう呼びかけている。
アメリカ・ウェストバージニア州のいくつかの地域で、
「正体のわからない白い粉塵」が大量に降ったことが報じられている。
州の地方当局は、物質が何であるかの発表はしていないが、
「見つけた場合、911(アメリカの緊急通報用電話番号)に通報し、
また、窓やドアを閉め、屋外に出ないようにしてください」と通達。
2月3日の夜、オハイオ州の東パレスチナの小さな村で、151両のノーフォークサザン列車が脱線し
1 両の車両を巻き込んだ火災を引き起こした。
脱線した車両のうち 11台には危険物が含まれていたため、
ノーフォークサザン鉄道は、 5両の車両から塩化ビニールを放出して燃やすことを選択。
その結果、濃い黒い煙が大量に立ち上り、強烈な炎が空に舞い上がった
搭載されていた科学物質の種類については、いまだに発表されておらず、一部で、ダイオキシンとされているが、
当局の公式な声明ではない。
今回のウェストバージニア州での白い粉塵が降った地域が、
爆発事故の現場から 160キロメートル程の場所にあることから、関連を疑う人たちもいる。
いずれにしても、物質の正体はわかっていない。
ウェストバージニア州で緊急事態を追跡している EPW ファイアーズのフェイスブックのページは、
23日遅くに空から降ってきて、車や外の表面に積もった謎の白い粉塵について複数の報告を投稿。
ウェストバージニア州環境保護局は、
私たちは、未知のほこりのような物質が車や外の表面に蓄積しているという最近の報告を認識しています。
これは三州地域全体で発生していると報告されています。目撃した場合は 911に連絡してください。
白い粉塵について、郡、州、または連邦当局からは今のところ何の発表もない。
しかし、地元の報道機関である WHSV の主任気象学者であるオーブリー・ウルバノウィッツ氏は、
アメリカ中西部の砂塵嵐によるものである可能性があると指摘。
・列車の事故が起きたのが、2023年2月3日
・謎の白い粉塵が降ったのが、2023年2月23日