シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)は2日、
防衛や宇宙、バイオテクノロジーなどの重要な新興技術44分野中37分野で,
中国が欧米諸国を「圧倒的にリード」していると指摘。
ASPIによると、複数分野において世界のトップ10の研究機関全てが中国に拠点を置いているという。
米国は、高性能計算や量子コンピューター、小型衛星、ワクチンなどの研究で世界をリードしているが、
他の多くの分野では2位となっている。
ASPIは、中国が政府プログラム下で「影響が大きい分野での研究で圧倒的なリード」を確立していると指摘。
欧米諸国は安全なサプライチェーンの確保に向け協力し、戦略的技術の迅速な発展を目指すべきと提言。
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