林外相が国会日程を理由にG20外相会合を欠席した問題。
外相会合は2日に開催されたが、新年度予算案の早期成立をめざす与党が、
林大臣に参院予算委員会への出席を優先するよう求めた。
参院でも、予算委で全閣僚が出席することが慣例の「基本的質疑」が行われた。
ただ、G20を欠席し優先した国会での答弁は「53秒」だった。
日本はG7の議長国でもあり、外交へのマイナスを懸念し、この対応を疑問視する声が与野党からあがっている。
自民党の世耕弘成参院幹事長は3日の記者会見で、
これらを念頭に「これまでも本当に必要だと判断すれば、国会の日程を変更してでも、
海外の会合に出ていただいていた」と強調。
今回は「通常の海外出張の申し出と同じように紙が回ってきた程度だった」とし、G20は単なる出張だと説明。
世耕氏は昨秋の臨時国会で、鈴木俊一財務相の海外出張を優先させて、
衆参両院の予算委日程を1週間ずらす対応を取った事例をあげ、
外務省に対し「今後はしっかり説明していただければ、野党にお願いをし、必要な海外出張は実現していきたい」と、
林大臣がG20を欠席したのは外務省のせい、イコール林外務大臣のせいだとした。
どの口が言うというのはこのことだ。
自民党の藤川政人・参院予算委筆頭理事は28日、記者団に、
「いたずらに外交日程に穴を開けるつもりはないが、基本的質疑は国会のルールを優先してもらう」と強調。
世耕議員は会見で「今、日本が置かれている地政学的状況を踏まえれば、外相から、直接答えを聞いてみたい議員も多い」と述べている。
林大臣は28日の記者会見で、G20外相会合の出席者は最終調整中としたうえで、
「G7議長国である我が国として主張はしっかりと発信したい」と述べ、出来れば出席したい考えだった。
世耕の林大臣降ろしか、林潰し、そうでなければ呆けて来たか。
ろくなものではない。