インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で、YouTuberとしても活動するひろゆき(西村博之)し。
出演した番組で、論敵である評論家の発言を「あなたの感想ですよね?」「嘘つくのやめてもらっていいですか?」と、
バッサリ切り捨てるなど、めっぽう議論に強い(ように見える)ことから「論破王」と呼ばれている。
人気がお茶の間に浸透したのは2020年年4月には、やはりひろゆきしに似たような毒舌を売りにする、
立川志らくがMCを務めた情報番組「グッとラック!」(TBS系)のコメンテーターとしてレギュラー出演が切っかけ。
ただ、残念ながら「グッとラック!」の視聴率は低迷。
番組の打ち切り前には、同じく色物の橋下徹しや田村淳しなどを日替わりで迎えていた。
番組制作の現場からは「ひろゆき離れ」を指摘する声が聞こえてきた。
「今春以降、ひろゆきしを起用する地上波の番組はほとんど消滅するでしょう」と語るのは在京キー局関係者。
「ひろゆきしがテレビでブレイクしたのは、コロナ感染対策による制作上の制限と、
『フランスからのZoom出演』がマッチしたのが大きい。
さらに、安価なギャラでも出演してくれることから、どの企画会議でも『とりあえずひろゆきの名前を出しておこう』といった風潮がありました」
さらに「脱・ひろゆき」を決定づけるのが、同氏に対する「海外からの批判」だという。
(わたしも報じたが)「ひろゆき氏はアメリカの匿名掲示板『4ちゃん』の運営者でもあるのですが、
この掲示板は過激な差別的発言が飛び交うことで知られ、陰謀論集団『Qアノン』の発生源だとも指摘されている。
21年1月に発生したQアノンを信奉するトランプ支持者たちによるアメリカ連邦議会議事堂襲撃事件以来、
海外メディアからひろゆきしの責任を問う声が噴出。
昨年5月の銃乱射事件の犯人も『4ちゃんに影響を受けた』と供述していて、ひろゆきしへの批判はさらに高まっている。
(日本のメディアは全く報道しない)
こうした動きを受け、ひろゆきしをキャスティングしてきた日本のテレビ業界で、
『このまま彼を起用し続けて大丈夫なのか』『手を引いておくのが賢明では』との声が広がっているんですよ」(同)
(日刊ゲンダイDIGITAL)
‘@やっとメディアも気付いたのか。
だが、海外でのひろゆきしに対する批判を報道すると、「それなのになぜ使っていたのだ」
「なぜ、今まで隠していたのか」と、ブーメランとなって帰って来るので、
番組改変時期に密かに自然と消すようだ。
彼にはYoutubeが似合っている。