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アメックス、産休・育休が明けると部下のいない役職に。

米クレジットカード大手「アメリカン・エキスプレス」に勤める女性が、

男女雇用機会均等法などに違反するとして同社に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁(永谷典雄裁判長)であった。

判決は「均等法などが禁じる不利益な取り扱いにあたり、人事権の乱用で公序良俗にも反する」と述べ、

女性の請求を棄却した一審・東京地裁判決を変更し、同社に220万円の賠償を命じた。

判決によると、女性は2008年に入社した。個人顧客向けの営業部門で昇進を重ね、14年1月には部下37人を持つ部長になった。

妊娠に伴う体調不良で15年2月から傷病休暇を取った上で、同年7月の出産前後で産休と育休を取得。

16年8月に復帰したが、女性が率いたチームは休業中に組織変更で消滅。

同じ部長級ながら、部下を持たずに新規販路を開拓をする新設ポストに配置され、電話営業を指示された。



‘@計1年半近く休職していれば当然チームは変更されるだろう。

役職はそのままで新説ポストも妥当な線だ。

ただその詳細が分からないので何とも言えないが、電話営業で販路を開拓しろということのようだが、

一人部長と言うのは疑問が生じる。

わたしの知り合いも大手建設会社で働いているが、全国的に良い成績を収めていたが、

ある日、新しい部署を作られそこの所長になって部下は数人。

結構頑張ったが、中々黒字にはならなかった。それでも全国ではトップクラスの成績だった。

新説部門自体に問題があったのだろう。今はその会社で取締役専務を務めている。

18カ月の不在と言うのは大きい。

女性も部長職まで上り詰めたのだからそれなりに手腕があるということだ。

会社としても損失だと思うが、もう少し考慮して働いてもらう方法を考えるべきだ。

そうでなければ少子化問題も解決しない。