日本維新の会の鈴木宗男参院議員は21日、自らのブログでG7広島サミットについて、
「G7で『一にも二にも停戦んだ。お互い銃を置け。我々が仲介に入り両方の話を聞く』という声が出なかったことに失望する」と書き込んだ。
さらに宗男はG7首脳がウクライナ支援の継続で一致したことを念頭に、
「ウクライナに武器を出すことは良しとし、ロシアに武器等協力するのは怪しからんというのはなんとも身勝手な話ではないか」と批判しプーチンを慮つた。
「G7がせっかく日本で開かれたにもかかわらず、ウクライナ戦争を終わらせるのではなくこのまま長引く方向に進んでいることを心から憂うる次第だ」と否定した。
また、日本の対ロ外交に関しては「日本の置かれている地政学的条件、さらには最大のウィークポイントであるエネルギーの安定供給、
国益にかかわる平和条約交渉等、日本はロシアと対立している時ではない」と、ロシア側の見解を示した。
‘@誰しもが早く終わってほしいと願っている。
だが、プーチンは聞き入れず、ウクライナへの攻撃は継続している。
ここでウクライナへの支援を止めればウクライナ国民の死者が増えるだけだ。
そして、ウクライナはロシアになる。
いま、ロシアと仲良くすれば米国やEUからそっぽを向かれる。
極悪非道な戦争犯罪人プーチンと同じテーブルに着くことは、日本が中国やインドと同じかそれ以上の立ち位置になることだ。
ましてや、中国やインドには戦う武器があるが日本にはない。
いま米国や西側に日本が見放されたら、台湾や日本は中国の意のままになる。
台湾が、日本が、第二のウクライナになる可能性が大きくなる。
宗男議員は、日本はロシアや中国と仲良くなり、欧米と対峙しろと言いたいようだ。