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入管に常勤の医師“酒に酔ったまま”診察か。

入管に常勤の女性医師が“酒に酔ったまま”診察か…問題受け野党の国会議員らが視察

大阪入管の女性常勤医師が、酒に酔ったまま診察していた疑いがある問題で、2日、野党の国会議員らが視察に訪れた。

大阪出入国在留管理局を訪れたのは、立憲民主党の石川大我参院議員や、社民党福島みずほ参院議員ら6人。

大阪入管で平日の日中に常勤していた女性医師は、体調不良の収容者を診察する際、

酒に酔った状態だった疑いがあるとして、現在、大阪入管が内部調査を進めている。



石川議員らは大阪入管の石崎勇一局長と小田切弘明次長と面談し、女性医師に関する問題について聞き取りをした。

石川議員らによると、石崎局長らは「2023年1月、顔色やその他の状況から女性医師の呼気検査をしたところ、

アルコールが検出されたため、大阪入管が調査を開始した」と話したという。

また、齋藤健法務大臣は、女性医師の問題について、2023年2月に報告を受けていたことを国会答弁で明らかにしている。

立憲民主党・石川大我参院議員「この医師の不適切な事案を隠ぺいしたまま、我々は入管法の改正案を審議させられてきた。

大臣は2月にこの事実を知っていたわけですけれども、2月・3月・4月・5月と、これまでずっと隠してきた。

斎藤法務大臣の責任は極めて大きいと思いますし、極めて悪質だと思います」と憤る。

石川議員らは、今後、齋藤大臣の問責決議案提出も視野に責任を追及する方針。



‘@昼間から酒の匂いとはアル中だろう。

入管の闇は深いようだ。

難民審査参与員を務めている柳瀬房子氏は国会で2019年11月11日に開催された「収容・送還に関する専門部会」において,

「私は約4000件の審査請求に対する裁決に関与し、そのうち約1500件では直接審尋をおこない、あとの2500件程度は書面審査をおこなった」と発言.

その後、2021年4月21日の衆院法務委員会では「(これまで)2000人の人と対面でお話している」と発言。

約1年半のあいだに対面審査をおこなった数が500件。

入管法改正案問題を追っているNPO「Dialogue for People」代表でフォトジャーナリストの佐藤慧氏は、

5月30日の閣議後会見で齋藤法相に「この数字がもし正しいとしても、1年半で500人の対面審査をおこなうなど、とても真っ当な審査をしたとは思えないが」と質問。

齋藤法相は「我々の審査の仕方は事前に書類を送って見ていただくということをやっている。

それを含めての処理数なので、一般論として申し上げれば、1年6カ月で500件の対面審査をおこなうことは可能だと思っている」と回答。

だが、この会見の同日夜、法務省から「“可能”ではなく、“不可能”の言い間違いだった」と訂正の連絡があったという。



齋藤法相は会見で「事前に書類を送って見ていただくということをやっている」と主張した上で、

「1年半で500件の対面審査は可能」と自信満々に述べており、これを「不可能」の言い間違いとするのはかなり厳しい。
齋藤法相は何も理解していないということになる。

また「不可能」であると認めたことは、柳瀬氏の発言は“虚偽”だったことを裏付けることにもなる。