政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​スシロー、しょうゆ差しなめた少年を提訴。

6700万円損賠請求。


回転ずしチェーン「スシロー」の店舗で客の少年がしょうゆ差しをなめる動画を拡散した問題で、

スシローの運営会社が岐阜県の少年に約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。

訴状では、少年は1月、岐阜市のスシロー岐阜正木店で、卓上のしょうゆボトルの注ぎ口をなめたほか、

湯飲みをなめた後に未使用の置き場に戻したり、回転レーン上の商品に唾液をつけたりした。

この様子を撮影した動画が1月29日、SNSで拡散し、全国の店舗で客が大幅に減少。

同31日には親会社の株価が5%近く下落し、1日で160億円以上の経済的な価値が失われたとした。

スシロー側は、損害として、岐阜正木店でしょうゆボトルを入れ替えた費用、全国で客が激減したことで失われた利益、

衛生管理の信用が損なわれた被害などを盛り込んだ。迷惑行為を防ぐためアクリル板の設置などの対策も進めており、請求額はさらに増える可能性があるとしている。

訴状で少年の行為について、「各店舗の衛生管理に疑念を生じさせ、多くの客に著しい不快感、嫌悪感を与えた。

影響は深刻で、この問題を放置できない」と主張。

一方、少年側は、5月に地裁へ提出した答弁書で請求棄却を求め、争う姿勢を示した。



行為は認め、「反省の日々を送っている」とした上で、「客の減少は同業他店との競合も考えられる」と反論。

少年の代理人弁護士は取材に対し、訴訟について「何も答えられない」とした。

スシロー側は、少年の迷惑行為について岐阜県警に被害届を提出している。

‘@一時的にせよ、この行為によって株価は下落し客数も減少したのは明らか。

再犯や模倣犯を防ぐ為にも、損害賠償請求するべきだ。

犯罪行為やその動画拡散は謝って済む問題ではないということを明確にすべきだ。

スシローの世界的なイメージを考えると請求額はこの額でも少ないくらいだ。

日本の裁判では認められないが、示すことは大事だ。

なぜか日本はこういった事件は過小評価する。

同様の事例で閉店に追い込まれた蕎麦屋さんは、その後アルバイトに対して1385万円の損害賠償を求める裁判を起こしたが、約200万円で和解することとなった。

閉店する羽目になってわずか200万円。あまりにも少なすぎる。

若いからと言って許されるものでもないし、回転寿司の営業形態が悪いかのように言う者もいるが、

そんな事を言ったら無人販売や皿に盛った料理の食べ放題などもアウトになる。

スーパーだってビニール袋に包んであるだけだと混入は可能だ。

社会が成り立たなくなる、暴論だ。