16日に行われた大相撲5月場所9日目。大関・貴景勝対関脇・若隆景戦。
同戦は立ち合いから出足鋭く前に出る若隆景に、貴景勝が引き押しを繰り出しながら応戦。
その途中貴景勝は左に動きながらの引きを見せたが、若隆景は体勢を崩しながらも地面には落ちず、
これを好機とみて前に出てきた貴景勝に逆にはたき込み、土俵にはわせた。
取組のリプレー映像には、貴景勝から左に動きながらの引きを食らった若隆景が、
体勢を崩して前方に倒れかかった際に右手の先でほんのわずかに土俵を触ったような様子が映っていた。
このリプレー映像を受け、ネット上には「え? 若隆景先に手ついてない?」、
「完全に誤審だろこれ」「何回見ても土俵に指先が触れてるようにしか見えない」などと、
行司の誤審を疑う声が相次いだ。
同時に、「行司だけじゃなく勝負審判にもどこ見てんだよと言いたい」
「審判5人もいるのに誰1人気付かないのはおかしいのでは」
「せめて物言いくらいはつけてほしかった」と、取組を判定する勝負審判への批判も多数見られた。
‘@貴景勝が嫌われているからだ。『貴』が嫌われている。「永遠に許さないぞ」と。
勝った若隆景は「4勝5敗」で2ケタ勝利へ望みをつないだ一方、
敗れた貴景勝は「5勝4敗」と2敗力士がトップに立つ優勝争いから後退している。